「UXデザインの法則」を読みましたので感想

概要

UXデザインの法則 ―最高のプロダクトとサービスを支える心理学を読みましたので、感想とまとめです。

内容

法則

法則名 説明
ヤコブの法則 ユーザは新規のサイト・サービスに経験則から同じ挙動を期待する
フィッツの法則 ターゲットに至るまでの時間は、ターゲットの大きさと近さで決まる
ヒックの法則 意思決定にかかる時間は、選択肢の数と複雑さで決まり、選択肢が少ないほど意思決定の時間が短くなる
ミラーの法則 普通の人が短期記憶に保持できるのは、7(±2)個まで
ポステルの法則 出力は厳密に、入力は寛容に
ピークエンドの法則 経験についての評価は、全体の総和や平均ではなく、ピーク時と終了時にどう感じたかで決まる
美的ユーザビリティ効果 見た目が美しいデザインは使いやすいと感じる
フォン・レストルフ効果 似たものが並んでいると、その中で他とは異なるものが記憶に残りやすい
テスラーの法則 どんなシステムにも、それ以上減らすことのできない複雑さがある
ドハティの閾値 応答が0.4秒以内のとき、コンピュータとユーザの双方が最も生産的になる

感想

まず、最初に私が普段利用しているサービスやサイト、アプリで無意識に行っている動作に対して、名前が付けられていることを知ったことでGoogleで検索しやすいと感じました。
加えて、普段作成しているExcelの資料についても利用できるとは感じました。
例えば、

  • 「美的ユーザビリティ効果」:誰が見ても資料で主張したいことが一目で分かる

  • 「フォン・レストルフ効果」:従来と今回の提案で比較するときの違い