GeneXusの用語のまとめ【備忘録】

概要

最近、GeneXusについて勉強する機会がありました。
そこで、学んだことをまとめてみようと思います。(随時更新)

GeneXusについて

公式ページ

www.genexus.jp

大きな特徴として

  1. 短期間でWeb、スマートフォンのアプリケーションを作成できる。

  2. プログラムを自動生成してくれるので、DBやUIの作成に時間がかからない。

  3. GeneXus特有の用語が使われている。

そのためにGeneXusを使いこなすには、GeneXusの用語を先に覚える必要がある。
ただし、用語についてはそこまで難しい意味もないので「GeneXusでは、こういう用語で使われているんだな」程度でもいいかも。

用語

ナレッジベース(Knowledge Base、KB)

GeneXusにおけるプロジェクトの名前。
githubであればリポジトリにあたる。

ベーステーブルと拡張テーブル

f:id:seven_901:20210530195913p:plain 例えば、1対nのデータベースを図のように作成し、顧客名(CustomerName)請求書ID(InvoiceID)の2つをUI上に表示。
このとき、n側のデータベースをベーステーブルという。
f:id:seven_901:20210530195944p:plain そして、ベーステーブルと1側のデータベースを拡張テーブルという。
f:id:seven_901:20210530195808p:plain 注意点として拡張テーブルは対象以外のテーブルも含まれる。

オブジェクト

トランザクションオブジェクト

GeneXusでDBを作成するときに使われるオブジェクト。
大きな特徴としてユーザが付けた名前をそのままUI上に表示することができる。
例えば、顧客のテーブルを作成するときに名前をCustomerとして、UIで表示するときには顧客と使い分けることもできる。

プロシージャ

GeneXusでサブルーチンを作成するときに使われる。
外部から呼び出すときには、parmRulesで定義することで、外部のプロシージャやWebパネルから呼び出すことができる。
使用例として

  • ファイル処理(ファイルの読み込み、ファイルで出力)

  • PDF化

など

Webパネル

UIの作成を行うオブジェクト。
作成方法はGUIで作成することができる。