概要
DockerでJuman++の環境構築をしようとしたときにtar -Jxvf jumanpp-2.0.0-rc3.tar.xzの部分で
tar (child): xz: Cannot exec: No such file or directory tar (child): Error is not recoverable: exiting now tar: Child returned status 2 tar: Error is not recoverable: exiting now
というエラーが出て解凍できなかった。
環境
- Docker
- Ubuntu: 18.04
解決策
xz-utilsのインストール
こちらによるとxzというコマンドが実行できないためエラーが出ているらしい。
よって、apt install xz-utilsでxz-utilsをaptでインストールしてやればいい。
xz-utilsは上記のxzコマンドを実行するためのツール。
余談
xzについて
xzはファイルの圧縮方法の一つ。
こちらによると
With typical files, XZ Utils create 30 % smaller output than gzip and 15 % smaller output than bzip2.
と書いており、圧縮前と圧縮後ではgzipより30%小さくなり、bzipより15%小さくなるみたい。
実際にこちらの記事によるとxzで圧縮したときが一番ファイルサイズが小さくなっている。
しかし、圧縮時間はgzipやbzip2より掛かる。（記事内ではgzipより10倍時間が掛かるみたい）
